mikanのゆるブログ

ゆる〜く、ライブや映画のはなし

古代メキシコ展

に行ってきました(一週間くらい前)

f:id:mikanblog00:20230704203622j:image

始まる前から行こうと思っててさっそく行ってまいりました。

この辺りの歴史は全く勉強しとりませんが、展示はわかりやすく解説してくれて良かったです。

天気も良くて周辺の自然や噴水が気持ち良いですね。

f:id:mikanblog00:20230704204035j:image

副題らしきものがマヤ、アステカ、テオティワカンと書いてあります。

紀元前約1200年くらい前に今のメキシコあたりで栄えた文明がたくさんあったのですが、その中からいくらかピックアップされた主題です。

マヤ、アステカは教科書で見た!くらいの知識で、テオティワカンは最近ブラックパンサー2で出てきました。

ので、知識としてはつたないものですのでブログの内容が間違っていてもお気になさらず…。

 

実はまだかなり謎な部分が多いようで発掘調査中だったり、研究中でまだ詳しくはわかっていませんという一文もしばしば見られました。

謎も歴史の楽しみのひとつ。

ワクワクしますね。

 

博物館ですので、展示されているのは主に遺跡から発掘されたものや発見されたもの。

当時使われていた儀式用のナイフや香炉、ヒスイで出来た装飾品や像などが展示されていました。

正直言って説明がないとなんなのか解読するのはかなり難しい。

とはいえ展示物に関する説明は必ずありますので。

私は音声ガイドも使いましたが、ストーリーみたいになってて面白かったです。

 

初来日は「赤の女王のマスク・冠・首飾り」や「鷲の戦士像」などで、メイン展示されています。

赤の女王はマヤ文明の都市パレンケの王「パカル王」の王妃と考えられています。

見つかった棺の中を完全再現された形で冠や首飾りなどの装飾品が展示されています。

みんなパシャパシャ写真撮っていたけど私にはそんな勇気はない…😅

 

赤の女王たるゆえんは体にシンシャ(水銀鉱物)を塗られていたからです。

状態が良かったのは未盗掘だったからで、顔につけている緑のマスク(1枚目の写真の広告の真ん中)は緑色が再生とかポジティブなイメージだったからか当時好まれていたようです。

 

もうひとつの初来日は広告の向かって右端にある「鷲の戦士像」

要は素焼きの土偶だと思うのですが、他の土偶や像はみんな手のひらサイズとか抱えるくらいの大きさにたいしてこれはかなり大きい。

2m〜2.5mくらいありそうでかなり大きいですが等身大だそうです。

昔の人だけどかなり身長があったんですね。

アステカ文明テンプロ・マヨールと呼ばれる大きな神殿から見つかったもので、王様直属の軍団の高位戦士、または戦死した英雄が鳥に姿を変えた魂の姿だそうです。

生贄が必要なタイプの戦いの神だとか音声ガイドで言ってた気がするけど決め手の確証がないのかもしれませんね。

迫力があります。

 

このテンプロ・マヨールの大神殿がある都市テノチティトランはテスココ湖という湖の上にあったそうですが今では埋め立て地になっているそうです。

イメージ図がとてもかっこいいんですよね。

本当にこんな都市があったのなら見てみたいものです。

 

紀元前にしてこの高度な文明、どれも興味深いです。

もっと他にも書き留めておきたいところはあるのですが、記憶力の限界と勉強に時間がかかるのと(笑)

 

しかしながら生贄信仰が盛んだったので結構アレなのも想像しながら観に行きましたがアレなのはむしろ展示できないのでは…と気付きました。

まあ骸骨(生贄)がびっしり埋められてる壁の写真とかもあるし

生贄の心臓置く台座(大きい)が展示されてるし

ないわけじゃないんですけども。

 

展示物はほとんどが個人利用に限り撮影可ですが、ブログ掲載はまずいか…?わからないのでやめておきました。

写真がないと何が何だかわからないかもしれませんが、公式サイトにもたくさん展示物載っておりますのでね。

 

そんなわけでイケてるお土産も買って

f:id:mikanblog00:20230714210711j:image

マヤ語で荷物と書いてあるクールなエコバッグと、儀礼用のナイフに人の顔が装飾されたものが魚っぽく印刷されたクールなポーチです。

ポーチはランダムで柄が出るんですが、これが欲しかったので嬉しかったです。

 

私が行ったのは平日だったからか混んではいませんでした。

入館に並ぶようなこともないけど賑わっているなあくらい…?

そもそもこの新国立博物館は敷地がとにかく広くて建物がたくさんあります。

ジャンル問わず歴史が好きなら一日いられるかもなあと思います。

私はあと常設展だけ見ましたが、剣や土偶、銅鏡などの国宝や重要文化財がたくさんありました。

 

お客さんは海外の方ばかりで日本人と半々くらい…?むしろ日本人より多かったかもしれないくらい周りでいろんな言語が飛び交っていました。

あまりに暑くて売店でアイスを買おうとしたら並んでいた方がみんな英語圏の方で、売店のお姉さんが流暢な英語で対応していたせいか

なんか私も英語で注文しなきゃいけない気になっていましたがなんとか自我を呼び起こし日本語でお話できました(笑)

 

建物の前にキッチンカーがたくさんあったんですが、この日はとにかく日差しがキツくて外ではちょっと無理だな…と断念。

美味しそうなのがたくさんあったのですが…。

 

ところで駅がすごくキレイになっていたんですよねえ。あんなに立派になって…。

そんなわけで、見識を広げられるような時間になったと思います。

美術館や博物館は行けば楽しいのですがなかなか腰が重くていけません。

今回は誕生日だからと有給取って時間があるので己を奮い立たせて降り立ちました。

また面白そうな展示やっていたら観に行きたいと思います。